【追悼メモリアル(9/22限定)】クリスチャン・ボルタンスキーツアー

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【Vol.9】作家クリスチャン・ボルタンスキーの軌跡を辿るメモリアルツアーを1日限定で運行。企画展「大地の芸術祭2000-2022 追悼メモリアル―今に生きる越後妻有の作家たち」に合わせた全11回のメモリアルツアー第9弾。作家は、フランスを代表する世界的アーティストであり、最も長く、深く、大地の芸術祭に関わり続けたクリスチャン・ボルタンスキー(1944-2021)。ツアーでは、ボルタンスキーの手掛けた代表作《最後の教室》(2006)や遺作となった《森の精》(2022)、北川フラム総合ディレクターも参加する追悼の集いのほか、主要施設の鑑賞を合わせてお楽しみいただけます。

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10:00 越後湯沢駅(東口バスターミナル) 集合/出発
60分
11:00 ボルタンスキーとも親交が深い、カバコフの名作
イリヤ&エミリア・カバコフ「人生のアーチ」/「手をたずさえる塔」
2000年から継続的に作品を発表してきたイリヤ&エミリア・カバコフの、自己や世界に対する思いが込められた作品。互いに関連する2つの作品は、人生のそれぞれの段階を視覚化しています。
5分
11:40 里山の夏を満喫できる、芸術祭の拠点施設
MVRDV「まつだい『農舞台』」
昨年の夏にリニューアルオープンし、イリヤ&エミリア・カバコフの新作を中心に常設展を展開する農とアートの拠点施設。建物や部屋自体がアート作品となっています。屋外には大型作品や田畑があり、大自然や地域の暮らしを間近に感じながらアートを楽しむことができます。
【昼食】越後まつだい里山食堂
シリーズ第1回目を飾ったジャン=リュック・ヴィルムートの手掛けた《カフェ・ルフレ》(2003)の空間で、旬の食材をふんだんに使ったビュッフェランチをいただきます。
20分
13:10 桐山集落の名作を巡る
マーリア・ヴィルッカラ「ブランコの家」
いくつものブランコが揺れる部屋。かつてこの空家に住んだ姉妹の思い出をモチーフにつくられました。
クロード・レヴェック「静寂あるいは喧噪の中で/手旗信号の庭」
1階に置かれた火山岩は赤く輝き、2階におかれた田植え道具が風に吹かれて回転するなか、青い光がそれを照らします。奥の部屋では宙に浮かぶ赤い輪が太陽となり家の中に光を導きます。
10分
13:50 廃校ががアーカイブ/ライブラリー施設として進化
妻有アーカイブセンター(川俣正「スノーフェンス」ほか)
これまでの大地の芸術祭の全ドキュメント、川俣正の活動資料を保存するサイトスペシフィック・アーカイブを公開します。さらに今年、川俣正の活動拠点となるアトリエギャラリーの初公開と、建物外部には新たに恒久作品が完成しました。
14:45 大地の芸術祭で数々の名作を残してきたボルタンスキーの遺作
クリスチャン・ボルタンスキー「森の精」
松之山の住民たちを写した白黒写真が森の中に出現します。写真に写る人々の「所属」を無くし、森の中に新たな魂を表そうとする作品です。鑑賞者を写真の目が見ているような本作には、鑑賞者を作品の中に引き込むインスタレーションを実践するボルタンスキーの哲学が反映され、鑑賞者は作品あるいは鑑賞者同士互いに見つめ合う体験ができます。
15分
15:15 廃校全体を作品化した大型インスタレーション
クリスチャン・ボルタンスキー+ジャン・カルマン「最後の教室」
1年の半分近くもの間を深い雪で閉ざされる地域で、かつての小学校の記憶を学校全体に密度濃く、重く閉じ込めました。現代アート作家と照明作家がタッグを組み、五感に訴える表現で鑑賞者を別世界に誘います。
35分
16:20 1日の締めくくりは芸術祭の拠点にて、追悼の集いを開催します
越後妻有里山現代美術館MonET
昨年夏にリニューアルし、新作を多数公開する芸術祭の拠点施設。クリスチャン・ボルタンスキーのこれまでの活動を展覧する追悼展を鑑賞し、追悼の集いには北川フラム総合ディレクターも参加します。(離団可能)
10分
17:30 十日町駅(西口)解散 
小松宏誠「Winter Circlet」
十日町駅のエントランスにある吹き抜け空間に設置され、空や風、ひかり、そして雪を表現しています。
45分
18:15頃 越後湯沢駅(東口バスターミナル) 到着/解散
ご注意点

※屋外の散策がありますので、歩きやすい靴と服装でお越しください。気温の上昇や雨天も考えられます。お飲み物や雨具もご用意ください。

※天災や道路状況により、旅程を変更または中止する場合があります。

※コロナウイルスの感染拡大状況によりツアーの販売・運行を中止する場合があります。大地の芸術祭のガイドラインに従い、実施の判断を行います。

※ご参加に当たり現地でのコロナウイルス感染対策へのご協力をお願いいたします。

※バスは座席指定をさせていただきます。別のお申込みでお連れ様がいらっしゃる場合は備考欄への入力をお願いします。

※ご希望の方は最後の立ち寄り施設(越後妻有里山現代美術館MonET)での途中下車が可能です。途中下車を希望される場合はお申込み時の備考欄にご入力をお願いいたします。

※終着地への到着時間が前後する場合があります。お帰りの新幹線は、余裕を持った時間でのご予約をお願いいたします。

 

<今後の追悼メモリアルツアーのご案内>
Vol.11 2022年10月30日(日) ホセイン・ヴァラマネシュ メモリアルツアー
※近日中に募集を開始いたします

開催概要

日程 2022年9月22日(木)
料金 一律12,000円(バス代、昼食代、ガイド代、消費税)
※ご参加にあたり別途作品鑑賞パスポートが必要となります。お持ちでない方は、ツアー購入時に併せてご購入をお願いいたします。
締切 催行前日18:00
始点/終点 越後湯沢駅東口バスターミナル
交通手段 貸切バス(越後交通株式会社)
定員 25名(最少催行人数:10名)
主催 旅行企画・実施:新潟県知事登録旅行業地域-440号 NPO法人越後妻有里山協働機構 新潟県十日町市松代3743-1(一社)全国旅行業協会正会員025-761-7749/tour@tsumari-artfield.com
備考

・ガイド同行のみ、添乗員は同行しません
・こちらの旅行条件書をご確認の上、ご参加をお願いいたします。

NPO法人越後妻有里山協働機構 旅行条件書

NPO法人越後妻有里山協働機構 標準旅行業約款

【お問合せ】
TEL:芸術祭実行委員会事務局025-757-2637(9:00-18:00)または「大地の芸術祭の里」総合案内所025-761-7767(9:00-18:00/火水休)
MAIL:tour@tsumari-artfield.com

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