通年の取り組み

越後妻有の地域づくりは、3年に1度だけでなく、年間を通じて行っています。地元やアーティスト、こへび隊をはじめとするたくさんのサポーター、多ジャンルの団体や個人など、多くの方々と一緒にさまざまな活動に取り組み、その魅力を発信し続けています。
季節プログラム:「大地の芸術祭」の里 越後妻有 春/夏/秋/冬
約200点の常設作品に加え、季節ごとに企画展やパフォーマンス、ワークショップ、イベント、地域行事と連携したお祭りなどを開催。それらを楽しめるガイド&ランチ付きツアーも人気です。
越後妻有の林間学校
「大地の芸術祭」の多様なアーティストやさまざまな分野の専門家を講師に迎え、アートやスポーツのワークショップ、農業体験、集落のお祭りや芸術祭の作品巡りなど、里山を舞台に大人も子どもも真剣に「遊び」「学び」ます。
空家・廃校・集落行事
越後妻有では、過疎高齢化や中越地震などによって、地域文化の結晶ともいえる民家が空家に、コミュニティの中心であった学校が廃校になり、その数は今も増え続けています。大地の芸術祭では、これらをアート作品として再生することで、地域の景観を維持し、記憶と知恵を未来に継承する試みが行われています。

「明後日新聞社文化事業部」(2003年)では朝顔の収穫祭など地元参加の恒例行事が数多く生まれ、「鉢&田島征三 絵本と木の実の美術館」(2009年)や「脱皮する家」(2006年)では、アーティストや学生が集落の運動会やお祭りに参加・企画するだけでなく、田んぼを運営するなど、地域に入り込み何年にもわたって交流を続けています。ほかにも各集落で、夏祭り、秋祭り、小正月などの行事にアーティストやこへび隊、地元サポーター、一般のお客様、NPOスタッフが加わり、一緒に楽しみながら地域と関わり続けています。
つながる

最新ニュースやイベント情報、越後妻有の四季の様子、公式メディア「美術は大地から」の更新情報などを大地の芸術祭公式SNSアカウントで発信しています。