【1泊2日】「かたくりの宿」に泊まろう!定番モデルコース

定番の名作や新作を巡り、アートな温泉宿「かたくりの宿」に宿泊するコースです。「かたくりの宿」は、明治17年に開校し平成4年に廃校となるまで、越後妻有の秘境「秋山郷」で地元の子どもを見守り続けた小学校を改築した宿です。教室だった場所は客室に、校長室は天然温泉に生まれ変わり、体育館には芸術作品も。秋山郷の豊かな自然や奥深い文化に触れながら、ゆっくりおくつろぎいただけます。
※10月以降は立ち寄り作品が16時閉館となりますのでご注意ください。

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10:00-10:15 十日町駅でレンタカーを借りる
十日町駅東口公園
十日町駅東口からでてすぐの公園に、かまぼこ型の作品が並んで皆様をお出迎えします。中には色鮮やかなひびのこづえによるグッズや日比野克彦とス地元の福祉会によるプロジェクトで賑わっています。
15分
10:30-10:45 笹山高靇神社
【新作】アントニー・ゴームリー「MAN ROCK Ⅴ」
空間と人の身体の関係性をテーマにした彫刻作品で広く知られる作家の、1979年から続くシリーズの新作です。作品は木々、山草、石の間に置かれ、やがて自然へと還ります。時間に余裕のある方は、十日町エリアの恒久作品「もうひとつの特異点」と一緒に、現代の英国を代表する彫刻家の作品をご覧ください。
【新作】景山健「HERE-UPON ここにおいて 依り代」
唯一その場所でのみ成立するアートの特性に重点を置く作家が、由縁ある神社の若い杉の木に作品を作ります。コロナが世界で蔓延した年、高靇神社境内に芽生えた杉の幼木の成長を見つめていく関わりを作品化する試みとなります。
15分
11:00-11:10 願入集落を感じる旅
「胞衣―みしゃぐち」古郡弘
十日町市の北限、5軒の家が暮らしを紡ぐ願入集落。市街地とは時間の流れが違うこの場所で、土の中、何かに守られたような神聖で穏やかな空間に包まれます。
1分
11:10-12:10 築100年を超える茅葺屋根の古民家
【昼食】うぶすなの家
茅葺屋根の古民家をやきものミュージアムとして再生しました。地元のお母さんたちが自分たちで育てた野菜で作る日替わりの小鉢と、イタリア料理を得意とする有馬邦明シェフの監修によるメイン料理が名物です。体にも心にも嬉しい、元気な集落のお母さんたちのおもてなしと滋味深い料理をお楽しみください。
※豚肉を使用しない料理も提供可能です。事前にお申し出ください。
【新作】「つキかガみ巡ル月」牛島智子
三角からはじまり正多角形が増殖していくような色彩豊かな空間表現を、うぶすなの家を舞台に、和紙を使った作品を展開します。
20分
12:30-13:10 広大な芝生広場の動物展
【新作】[ナカゴ企画展]Nakago Wonderland–どうぶつ達の息吹と再生
ナカゴグリーンパークの広大な芝生に、アートで作られた動物たちが展示されます。作家によるワークショップも随時開催します。 ※「Nakago Wonderland―どうぶつ達の息吹と再生」は10/6(日)までの公開となります。
「光の館」ジェームズ・タレル
谷崎潤一郎の『陰翳礼讃』にインスピレーションを受けた作家が、地域の伝統的な日本家屋をモデルとした作品兼ゲストハウスです。光と空間をテーマに「光の知覚」を探求してきたジェームズ・タレルの世界で唯一泊まれる作品であり、“瞑想のためのゲストハウス”として構想されました。
20分
13:30-14:50 四季折々を楽しみながら鑑賞しよう
【新作】まつだい「農舞台」フィールドミュージアム
農舞台は、建物から館内スペースが丸ごとアート作品!イリヤ&エミリア・カバコフの作品群を中心にさまざまな作品が鑑賞でき、展望デッキから見える「棚田」は四季によって見え方が変化します。ミュージアムショップで大地の芸術祭グッズを多数ご用意しております。
10分
15:00-15:40 “子ども五感体験美術館”
【新作】奴奈川キャンパス
地域の価値を実践的に学ぶ学校が、子ども”五感体験美術館”として開館します。木に触れて、光を捉え、音を感じるなど、五感で体験できる場をアーティストとともに創出します。FC越後妻有の活動拠点でもあり、9月7日(土)には、「大地の運動会」も開催されます。(要事前予約)
2分
15:45-16:00 民家が顔のように見える⁈
【新作】「野辺の泡」マ・ヤンソン / MADアーキテクツ
「Tunnel of Light」(清津峡渓谷トンネル)を手掛けたマ・ヤンソン / MADアーキテクツが、華園(中国ハウス)の庭で新作を展開します。 ※10月以降は16時閉館となりますのでご注意ください。
20分
16:20-17:00 暗闇を静かに照らす作品
「最後の教室」クリスチャン・ボルタンスキー+ジャン・カルマン
クリスチャン・ボルタンスキ-とジャン・カルマンによって旧東川小学校で展開される本作品は、僅かな光、藁草の匂い、廊下に鳴り響く音などを通して、全身で作品を体験できます。長期間、雪に包まれる校舎に積み重ねられた歴史を辿りましょう。 ※10月以降は16時閉館となりますのでご注意ください。
33分
17:35 旬の野菜を楽しむ夕食
【夕食】秋山郷結東温泉 かたくりの宿 チェックイン
かたくりの宿では、大地の恵みが味わえる食事と美しい景色を楽しむことができます。宿の料理は、山菜や旬の野菜をふんだんに使用し、味・彩り・栄養バランスを考え、地元の郷土料理をアレンジして提供します。
「双六妻有」原倫太郎+原游
小学校だった「かたくりの宿」にスゴロク場をオープン。展示会場となる宿の木造の体育館に残った、バスケットゴール・ピアノ・オルガンなどの遊具や楽器を組み込んだスゴロクをお楽しみください。
8:00-9:45 [Day2]自然豊かな観光名所を散策
【朝食】かたくりの宿/「見倉橋」or「結東の石垣田」散策
「見倉橋」は、結東集落と見倉集落を結ぶ木製の珍しい吊り橋です。新潟の橋50選に選定されており、橋下に広がる中津川渓谷は絶景。「結東の石垣田」は、日本農村景観100選に選ばれている石垣の棚田です。石だらけだった場所を切り開いた先人たちの苦労の歴史と美しい風景を感じることができます。 ※自由参加で6:00からの早朝散歩があります。地元ガイドが「見倉橋」or「結東の石垣田」をご案内いたします。
9:45 かたくりの宿 チェックアウト
15分
10:00-11:00 「共有地」の技術や信仰を学ぶ
【新作】アケヤマ –秋山郷立大赤沢小学校–
2021年に廃校となった旧津南小学校大赤沢分校が、アートを通して生活技術を学ぶ施設になりました。住民、研究者、アーティストなどさまざまな人たちと、共有地の技術や信仰を学び実践する取り組みを行なっていきます。
40分
11:40-13:00 パフォーミングアーツの拠点
【新作】越後妻有「上郷クローブ座」
越後妻有のなかでも新しい廃校建築である旧上郷中学校の雰囲気を生かし、体育館を改装した仮設劇場に加えて、作品展示やレストラン、レジデンス空間も併設する総合施設として成長中です。
昼食:「上郷クローブ座レストラン」EAT&ART TARO
津南の旬な食材を使ったお料理を、地元の女衆(おんなしょ)と呼ばれるお母ちゃんたちが明るく楽しくお芝居風に提供する演劇レストランです。食と演劇を一緒に楽しめて、お母ちゃんたちの笑顔にほっこりできる他にはないランチを楽しめます。
※お食事・公演は12:00-12:45のみ。席数が少ないため、事前予約をお勧めします。
【新作】香港ハウス
上郷地域の国際交流の拠点として、香港との恒常的な文化交流を行う滞在施設・ギャラリー。今回はマシュー・ツァン&コーデリア・タムが越後妻有に滞在することで現地の自然環境や農耕文化への知見を深め、都市生活者の視点から制作します。
10分
13:10-14:10 大割野のメインストリート
【新作】大割野商店街作品群
津南町のメインストリート・大割野商店街にて、お店や空き家を活用した作品が4人の作家により展開されます。地域により沿った作品が多く展開され、体験できる作品や、ワークショップ等の催しも行われます。
5分
14:15-14:30 耳で感じて、目で楽しむアート
「Air for Everyone」アン・ハミルトン
かつて板金屋が暮らしていた空家にベルやベルを空に飛ばすための不思議な道具をつくっている職人を想定した仕事場をつくる。ベルの音で集落と家をつなぎ、見えない人々の気配を感じさせるインスタレーション。山を登った場所にある《ドラゴン現代美術館》でも作品を展開。集落と山が音の線で結ばれる。
35分
15:00-16:50 越後妻有を代表する美術館
【新作】越後妻有里山現代美術館 MonET/明石の湯
名和晃平、中谷ミチコ、目[mé]など著名な現代美術作家の作品が並ぶ「大地の芸術祭の里」の拠点施設です。会期中、MonETの回廊や中庭を前面に使った企画展、気鋭のウクライナ作家の作品を展示します。
TSUMARI BURGER
越後妻有里山現代美術館 MonETの1階回廊には、無印良品監修のオープンスペースがあります。会期中限定販売の妻有ポークの塊肉をホロホロになるまでじっくりと火を通し、細かくほぐした「プルドポーク」を挟んだバーガーを、作品を見ながらほおばりましょう。
5分
17:00 十日町駅でレンタカーを返却

開催概要

日程 2024年7月13日~11月10日
始点/終点 越後湯沢駅
交通手段
備考

秋山郷結東温泉 かたくりの宿(新潟県中魚沼郡津南町結東子450-1)

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