川西(かわにし)エリア

どんなエリア?
信濃川の西岸にある高さ50mの段丘上に広がる地域が川西エリアです。地殻変動によって土地が隆起する以前は信濃川の流路だったといわれています。河岸段丘の平坦な地形を利用して魚沼コシヒカリを中心とした本格的な稲作が行われています。小千谷から長野にいたる旧善光寺街道が橘・上野・千手地区を通っており、かつては旅人や商人の往来が多くあったと言われています。また、昭和39年の栄橋の開通まで、十日町との間を人や荷を運ぶ船が行き来していました。
歴史
妻有郷随一の豪農、豪商として知られる星名家は現当主で15代を数えます。江戸時代には酒、油、米、塩、縮布、質屋など幅広い商業活動を行い、1842年に上棟した星名邸は、間口17間の母屋、蔵6棟、茶室2棟があり、国の重要文化財の指定を受けています。ジェームズ・タレルが光の館を構想する際にモデルにした建物です。

このエリアの施設

6つのエリア

十日町 エリア
信濃川の東側に広がる織物と農業を柱として形成された地域。少子化によって廃校となった小学校が10校以上あり、「鉢&田島征三 絵本と木の実の美術館」などの作品として生まれ変わっています。
川西 エリア
信濃川の西岸にある高さ50mの段丘上に広がる地域。ジェームズ・タレルの「光の館」や、住民によって運営されるブルーベリー園「ベリー・スプーン」をお楽しみいただけます。
中里 エリア
信濃川をはじめ、清津川、釜川、七川と水に恵まれた地域。釜川のほとりでは、ゴミ捨て場に変わり果てたかつての遊び場を、フィンランドの建築家グループ「カサグランデ&リンターラ建築事務所」が美しい公園に作り上げました。
松代 エリア
信濃川の支流である渋海川沿いを中心に広がる、周囲を山々に囲まれた丘陵地帯。棚田景観で有名な星峠集落の民家を活かした作品「脱皮する家」では宿泊体験もできます。
松之山 エリア
長野県境に位置する周囲を山々に囲まれた標高200~600mの丘陵地帯。標高700mには緑あふれる大厳寺高原もあり、四季折々の自然が訪れる人を楽しませてくれます。
津南 エリア
新潟県の南端、長野県の県境に位置する地域。木造小学校を活用した秘境の宿「秋山郷結東温泉 かたくりの宿」や縄文時代中期の遺跡があります。
つながる

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