【車】雪景色とともにみる!冬の越後妻有満喫コース

「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2024」は閉幕いたしましたが、冬もご覧いただける作品をご紹介します。越後妻有には、真っ白な雪景色とともに堪能できる作品がたくさんあります。

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9:15 越後湯沢駅 レンタカーを借りる
50分
 
10:05 越後妻有の現代美術の拠点へ
越後妻有里山現代美術館 MonET
越後妻有の風土や文化の特質に深く向き合う作品、あるいは展示された場所の空間、時間の変容を観る者に体感させる作品を展示。ミュージアムショップも多彩な商品を取りそろえている。※火水定休
3分
11:00 地元の方々にも愛されるカフェが併設
「十日町産業文化発信館いこて」設計=手塚貴晴+手塚由比
「森の学校」キョロロを設計した手塚貴晴+手塚由比が、木造2階建ての建物を手掛けた。かつて十日町の風物詩だった雪よけの軒下空間・雁木(がんぎ)を再現。夏は大きな蔀戸(しとみど)が上がり、開放的な建物に変貌する。中のカフェでは、大きなかまくらの中で木のぬくもりに包まれながら、一息つくのもおすすめ。11:00オープン。※月曜定休
20分
  
11:25 雪国ならではの知恵が詰まった設計
「かまぼこフェイス」開発好明
この地域で数多く見られるかまぼこ型の倉庫や車庫に、作家はさまざまな表情の顔をつくった。当初作家は楽しい顔を心がけていたが、住民から「表情はいろいろあったほうが面白い」とのアドバイスを受け、怒った顔や泣き顔も制作。雪に埋もれた「かまぼこフェイス」たちに出会えるのも冬だけの期間限定。
30分
  
12:00 季節ごとに違う表情をみせる
「人 自然に再び入る」トーマス・エラー
作家自身の顔と手足の写真が焼き付けられた高さ4 mの人型。人型の板と柱は漢字の「人」の形を成し、地域に住む人が増える願いを込めた。時とともに蔦が絡まり自然に還る。毎年、作品は足元から雪に埋もれていく。あなたが訪れた時の雪の高さは、作品のどれくらいまで埋めているだろうか?
8分
 
12:10 夏とは違った冬の装いが魅力
「帰ってきた赤ふん少年」関根哲男
渋海川沿いに並ぶ、40人の赤ふん少年。2006年に同じ場所に展開した作品が、集落の要望に応えて「帰ってきた」。冬になると、裸に赤いふんどし姿の少年たちが風邪をひかないようにと、集落の方々が古着を着させてくれるため、個性豊かな少年たちに出会うことができる。
3分
 
12:20 青空を背景に羽ばたくランドマーク
「○△□の塔と赤とんぼ」田中信太郎
木々越しに見える赤とんぼの風情は、里山で暮らす人々と都市に住む人々をつなぐ心の故郷なのかもしれない。越後妻有の白い雪に赤トンボのコントラストが生える。
3分
  
12:30 里山の味をビュッフェスタイルで
越後まつだい里山食堂
土日祝日のみの大人気メニュー「里山ビュッフェ」。平日は「里山プレート」が楽しめる。「里山ビュッフェ」では冬季限定のチーズフォンデュ付き。越後妻有に伝わる郷土料理や家庭料理、またそれらをアレンジした温かいお料理で、冷えた体を温めて、午後の作品めぐりに備えよう。※火水定休
 
  
13:30 2024年に新作が追加された松代地域の拠点施設
まつだい「農舞台」
越後まつだい里山食堂でお腹を満たしたら、まつだい「農舞台」の館内を散策。世界的なアーティストの作品が鑑賞できるほか、松代地域に数多く存在する棚田(山間の傾斜地を利用した田)、背替田(川の流れを変えて作る田)や里山の自然に出会い、1,000年を超える雪国農耕文化に触れることができる。冬限定で、雪遊びなど地域の自然文化を来訪者が体験できるプログラムも多数開催。※火水定休
6分
 
14:10 車窓から見る
「ステップ イン プラン」ジョン・クルメリング(テキストデザイン浅葉克己)
十日町、松代方面から松之山に向かう交差点に突如現れる巨大な看板。よく見ると松之山の地図にもなっていてる。雪と同じ色をしているが、松之山地域の入り口で、大きな存在感を放つ作品。
15分
 
14:25 大雪原に佇む雄牛
「ブラックシンボル」サンティアゴ・シエラ
越後妻有の風景に突如現れるのは、巨大な「オズボーンの雄牛」。雄牛のシルエットを模した、高さ約10mの黒色看板である。作家の母国スペインの国民的とも言えるこのシンボルは、人里から少し離れた自然のなかの高台に設置され、まるで影のように、だが勇敢に佇んでいる。
15分
  
14:40 廃校の記憶をたどる
「最後の教室」クリスチャン・ボルタンスキー+ジャン・カルマン
山奥の東川小学校という廃校を活用した本作。今では大地の芸術祭の代表作品のひとつとなっている。重厚感のある廃校の記憶を体感してみては。

※[2024公開日]4/27-11/25:祝日を除く火水定休、11/30-2025/3/31:土日祝のみ
15分
 
15:25 作家の自宅と同方位の作品
「日本に向けて北を定めよ(74°33'2'')」リチャード・ウィルソン
ロンドンにある作家の自宅をもとに、実物大の構造だけ、方位を保ったまま越後妻有に移動させた。ロンドンと越後妻有という距離的にも文化的にもかけ離れた土地を空間的に関係させた試み。
7分
 
15:40 高校生の詩が刻まれた電柱
「いちばん長い川」オル・オギュイベ
18本の電柱に刻み込まれた長野県、新潟県の信濃川流域に住む高校生の詩(大岡信・選)は、発電のために水量が減ってしまった川の現状を鑑みて、「川の記憶」をテーマに公募された。
2分
 
15:50 作品近くの「ミオンなかさと」では日帰り温泉やお食事が楽しめる
「鳥たちの家」ジャウマ・プレンサ
高さ19 mの塔としてつくられた鳥の家。触れてはならない自然のメタファーとして、鳥を介して天と地をつなぐというもの。光を反射して輝く彫刻は、この地のシンボルとなった。雪を被った「鳥たちの家」は、夏とは違った雰囲気が感じられる。
20分
 
15:25 日暮れに合わせて作品鑑賞
「SNOW OF SPRING」ジョゼ・デ・ギマランイス
市街地に誕生した文化ホールの緞帳は、雪どけとともに色とりどりの生命が輝く「越後妻有の春」をテーマに制作された。
※コンサートなど文化ホールのイベント開催時はご覧いただけませんのでご了承ください。
「THE BIRTH OF THE SPRING」ジョゼ・デ・ギマランイス
文化ホールの緞帳(T387)とともに、雪解けをテーマとしたエントランスの彫刻作品。圏域の6エリアを表す図形がにぎわいの光を放つ。
「光り織」髙橋匡太
越後妻有文化ホールの「雁木」を思わせる約110mの庇を彩る光の作品。越後妻有の四季を象徴するさまざまな色と「十日町友禅」など地元の織物を重ねあわせ、地域の自然と文化を糸のような光で表現。光のプログラムは月ごとに変化し、季節の移ろいを感じさせる。
45分
 
17:00 越後湯沢駅着 レンタカーを返却

開催概要

始点/終点 越後湯沢駅 / 越後湯沢駅
交通手段
団体のカスタマイズツアーや旅行会社のオリジナルプランなどのご相談も、お気軽にお問い合わせください。
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