オランダの建築家グループ・MVRDVが設計した拠点施設、まつだい「農舞台」。この「まつだい『農舞台』」から山頂の「松代城」までの約2kmの里山に約40点の作品が点在しており、このエリア全体を”まつだい「農舞台」フィールドミュージアム”と呼んでいます。
作品をめぐる中で、松代地域に数多く存在する棚田(山間の傾斜地を利用した田)、背替田(川の流れを変えて作る田)や里山の自然に出会い、1,000年を超える雪国農耕文化に触れることができます。世界的なアーティストの作品が鑑賞できるほか、田んぼでは地域の方々が暮らし、働く姿を垣間見ることができたり、春には田植え、秋には稲刈りや冬には雪遊びなど地域の自然文化を来訪者が体験できるプログラムも多数開催され、併設された食堂では地域食材を使った料理が楽しめるなど、「アート」「食」「農」を堪能できるエリアです。
イリヤ&エミリア・カバコフの「棚田」、草間彌生の「花咲ける妻有」はじめ、世界的なアーティストの作品が点在しています。里山の大地に映える色彩豊かな造形、現代アートの魅力を里山の四季と共に堪能できます。1~2時間で歩けます。車での見学も可能。
世界的なアーティスト、イリヤ&エミリア・カバコフの日本では珍しい作品群9点のうち8点が鑑賞いただけます(1点は越後妻有里山現代美術館MonETに常設設置)。大地の芸術祭の代表的な作品ともなった「棚田」(2000年)をはじめ、屋外には「人生のアーチ」(2015年)、「手をたずさえる塔/船」(2021年)が、館内には「10のアルバム 迷宮」(2021年)ほか4点が展示されています。
まつだい「農舞台」の裏手に広がるフィールドミュージアムでの体験を通して、里山の楽しさ、おもしろさ、心地よさを直接感じられるイベントを季節にあわせて開催します。城山に点在するアート作品めぐりとともに、土地の豊かさを知り学び、実感できる越後妻有ならではのプログラム。
Photo Nakamura Osamu
雪のまつだい「農舞台」フィールドミュージアム
2025年1月25日(土)~3月9日(日)
【2024冬】まつだい「農舞台」フィールドミュージアム企画展:「里山雪の遊園地2024」~豪雪の里山で遊んであたたまろう~
2024/1/13(土)~3/10(日)の土日祝
まつだい「農舞台」フィールドミュージアム企画展:「里山雪の遊園地 ~白い雪原に一瞬だけ遊園地が現れる⁉~」
2023/1/28(土)~3/12(日)の土日祝
「手をたずさえる塔」と雪あそび博覧会
2022年1月29日(土)~3月6日(日)の土日祝
営業時間 | ▼まつだい「農舞台」 10:00-17:00(最終入館16:30) ※火水定休(火水が連続で祝日が2日以上続く場合は翌営業日を振休) ▼他作品、施設 以下の「関連サイト」からご確認ください。 |
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電話番号 | 025-595-6180 |
料金・入館料 | まつだい「農舞台」フィールドミュージアム券一般1,200円/小中600円、または個別鑑賞券(郷土資料館共通)一般600円/小中300円(期間限定で共通チケットや作品鑑賞パスポート販売もあり) |
関連サイト | https://matsudai-nohbutai-fieldmuseum.jp/ |
住所 | 新潟県十日町市松代3743-1 |