1月25日から開催する「越後妻有の冬 2025」に合わせ、越後湯沢駅発着「雪見御膳&越後妻有の冬ツアー」を運行します。オフィシャルツアーの目玉は冬のアートと「雪見御膳」。雪見御膳とは、集落の料理自慢のお母さんたちが豪雪地ならではの郷土料理を作り、大切に受け継がれてきた漆器に盛り付けておもてなしする冬だけの特別なプログラムです。
2025年の冬ツアーでは、運行日ごとに昼食の雪見御膳をお楽しみいただける集落が異なります。今回は、雪見御膳をもてなす12集落それぞれの魅力をツアー催行日順にご紹介。気になる集落のお母さん・お父さんたちに会いに、ぜひ冬の越後妻有にお越しください。
▼「雪見御膳」の背景や歴史が分かるコラムはこちら(Webマガジン「美術は大地から」より)
“着物のまち“として知られる十日町市の中心に位置し、織物会社の本社・工場が軒を連ねていた地域。十日町名物の明石縮も会場でご覧いただけます。
豪雪地帯にある松代には、知恵の詰まった冬のごちそうがたくさんあります。地域のことなら何でもござれ、松代に生まれ育って〇十年(ひみつ♡)のお母さんたちが郷土料理に真心いっぱい、お膳に詰め込みます。
地元でも一目置かれる地域の米をさらにおいしく炊き上げるお米プロ。採って保存して調理まで全部こなす山菜プロ。デザートから、箸袋、ディスプレイ、おしゃべりまで、丸ごと新町新田の手づくりでもてなします。
地域の祝いの席で歌われる「天神囃子」を披露します。普段は和気あいあいと仲良しなお父さんお母さんたちですが、歌うと別人のように恰好良い姿にご注目。
移住者が3 割を占め、何をやるにも一致団結する住み良い地域。お母さんたちが製造し販売する、昔ながらの手作り味噌・しょうゆの実・しおのこをぜひご賞味ください。
火焔型土器が発掘された、縄文時代から続く地域。大正時代に上州(群馬県)の菓子職人が地域に踊り伝えた八木節を今も受け継ぎ、お父さん・お母さんたちが元気に踊っています。当日も踊りますのでぜひお楽しみください。
FC越後妻有の拠点施設・奴奈川キャンパスがある集落。地域を愛し、選手を熱く応援するお父さん・お母さんのパワフルさと笑顔を感じてください。会場で出迎える大きな雪像は毎年恒例、乞うご期待!
かつて集落で造られていた酒を地元産の酒米で復活させた日本酒や、松之山温泉にゆっくり浸かった「湯治豚」など、松之山温泉の人気宿「ひなの宿 ちとせ」とコラボして、この日だけの御膳をご用意します。
雪見御膳は第1 回目から参加の大ベテラン。米・そば・酒が特産品という水がおいしい地域で、先代から習ってきた郷土の味を提供します。地域の通称は地元でも評判の蔵元「松乃井酒造場」からきています。
津南町から唯一の参加! 湧き水を活かしたコシヒカリや野菜、山菜が魅力。大地の芸術祭では大人気の演劇レストラン「上郷クローブ座レストラン」で活躍する女衆たちが笑顔とおしゃべりでもてなします。
お父さんたちが丹精込めて作ったお野菜・お米でおいしいお膳を作りあげます! パワフルなお母さんたちにぜひ会いに来てください。
越後妻有の西端、日本三大薬湯の松之山温泉からほど近い地域です。チームワークばっちりのお母さんたちがお膳と一緒に提供するお茶や楊枝は「クロモジ」という木を材料に地域で手作りしています。
住所 | 〒948-0003 新潟県十日町市本町6-1, 71-2 越後妻有里山現代美術館 MonET |
---|---|
TEL | 025-761-7767 |
info@tsumari-artfield.com |