「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2024」では、2022年につくられた岡淳+音楽水車プロジェクトの作品《農具は楽器だ!》がバージョンアップ! さらに、11月9日(土)には、越後妻有「上郷クローブ座」にて、公式パフォーマンス《越後妻有かぷかぷ楽団2024》を公演いたします。
プロミュージシャンとともに《越後妻有かぷかぷ楽団2024》にて演奏するメンバー、「越後妻有かぷかぷ楽団」のメンバーを募集します。イベントに向けて農具楽器を制作したり、演奏の練習をしたり、「越後妻有かぷかぷ楽団」の活動はさまざま。この機会に、アーティストと一緒に音楽に親しみ、大地の芸術祭に参加してみませんか? 楽器経験の有無は問いませんので、興味がある方はぜひどなたでもご参加ください。
【越後妻有かぷかぷ楽団】
宮沢賢治の短編童話『やまなし』に登場するオノマトペ「かぷかぷ」から命名された、ミュージシャン岡淳が率いる越後妻有地域の楽団。2024年春より本格的に活動を開始するにあたり、大地の芸術祭を盛り上げる楽団メンバーを募集します。
【活動日程】
・楽器の練習、楽器制作(2024年4月から月1~2回)
※楽団メンバーの予定を聞きながら調整します
【ご出演】
大地の芸術祭公式イベント作品にご出演いただけます
日時:2024年11月9日(土)
場所:越後妻有「上郷クローブ座」
【対象者】
どなたでも可
※11月9日(土)《越後妻有かぷかぷ楽団2024》への参加は必須ではありません
※音楽経験のない方も歓迎
【参加費】
無料
【申込〆切】
なし(随時受付中)
【注意事項】
・活動参加のためのご移動はご自身でお願いします
・全日程活動に参加できなくても構いません
・お申し込み時にご希望の活動日をお知らせください
「越後妻有 大地の芸術祭 2022」の作品《農具は楽器だ!》(場所:津南中等教育学校)での制作と公開、コンサートの実施を通じて、地域住民の方々とともに作り上げる新しい楽団を立ち上げたいという構想が生まれました。
楽団の演奏する楽器は、古い農具や民具を素材に手作りするオリジナル楽器です。かつて生活の中で当たり前に存在し、今は納屋や物置の暗がりにひっそりと眠る農具や民具たちに新たな命を吹き込み、晴れの舞台へといざなう祝祭としての演奏会を目指します。越後妻有地域で営まれていた生業や生活の遺物にスポットを当てることで、人々が自然と向き合いながら生きていた時代の営みに思いを馳せます。
楽団の演奏には商品として売られている既成の楽器を用いるのではなく、楽団員自らが楽器を作るところから始めます。これは世界の民族音楽や、日本でもかつての郷土芸能・民俗芸能では実は当たり前のことでした。
もう一つのテーマは「老若男女、種々雑多」です。音楽を専門としないさまざまな年齢層・性別、異なる職業の人たちがともに楽器を作り一つの音楽を作りあげる。そこには画一化・分業化の進む現代社会の中で失われがちな生身のコミュニケーションが復権することでしょう。
楽団のアンサンブルの練習には西洋音楽式の楽譜ではなく、「ドンドン、テケテン、コンコン」などの口唱歌(くちしょうが)を主に用います。楽譜が読めなくても音楽経験がなくてもまったく問題ありません。
私自身どんな楽団になるのか未知な部分がいっぱいです。この新しい楽団を一緒に作り上げましょう。どうぞ気軽に参加してください。
岡淳
住所 | 〒948-0003 新潟県十日町市本町6-1丁目 71-26 |
---|---|
TEL | 025-761-7767 |
info@tsumari-artfield.com |