磯辺行久記念 越後妻有清津倉庫美術館[SoKo]:常設展2023

開催概要

【夏より体育館棟オープン!】 7/29~11/5「常設展2023」

磯辺行久、森山大道、川俣正、中川幸夫、田島征三、河口龍夫、ジャン=ミッシェル・アルベローラなど、大地の芸術祭の代表的な作家たちによるペインティングを清津倉庫美術館にて現在公開中。地域の特徴をモチーフにした芸術祭での立体作品やインスタレーションとは異なる、平面ならではの魅力を放つ作品群です。廃校や野外に展示される芸術祭出品作品との相違点や共通点を探りながら、お楽しみください。

上記の校舎棟での展示にくわえ、7月29日からは磯辺行久、川俣正、河口龍夫、田中芳の普段はなかなか見ることができないダイナミックかつ繊細な作品群が体育館棟にて公開されます。ぜひご覧ください。

【参加作家】
エステル・アルバルダネ、ジャン=ミッシェル・アルべローラ、磯辺行久、河口龍夫、川俣正、ジョゼ・デ・ギマラインス、田島征三、田中芳、田中信太郎、中川幸夫、森山大道(五十音順)

Photo Nakamura Osamu

川俣正作品(photo Nakamura Osamu)

磯辺行久作品(photo Nakamura Osamu)

河口龍夫作品(photo Nakamura Osamu)

photo Nakamura Osamu

photo Nakamura Osamu

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【公開中】 4/29~11/5「磯辺行久 大地の芸術祭2022 3つのプロジェクトのドキュメント」

photo Nakamura Osamu

第1回から2022年の第8回展まで、変わりゆく越後妻有の大地と人々の暮らし-自然との関わりを可視化する作品をダイナミックに展開してきた、磯辺行久の軌跡をたどる展示をリニューアル。2022年の3つのプロジェクトのドキュメントを公開しています。

常設展示室、および1Fホールでは、「越後妻有 大地の芸術祭 2022」で展開した3つのプロジェクトのプランドローイング、写真、設置した看板、柱、旧集落の人々の手紙、来場者の手紙などのドキュメント、および「妻有の皆さんへ」という磯辺行久からのメッセージを展示します。2022年は、閉村した2つの小貫(こつなぎ)集落で、閉村の経緯を地理学的見解から考え、集落の平安な暮らしの歴史やその経過を明らかにするプロジェクトを展開。また津南町三箇ではトヤ沢砂防ダム前のプレハブ小屋にて、この地域の郷土史に記された三箇の厳しい自然と人々の暮らしを記したパネルを展示しました。それら3つのプロジェクト作品をご紹介いたします。磯辺行久と大地の芸術祭の軌跡をご覧ください。

「昔はみんなたのしかった 文化人類学手法によるフィールド・ワークから」(旧十日町小貫集落)
「消えた集落 閉村の碑からよみとるもうひとつの理由」(旧松代小貫集落)
「三箇の人々は自然の厳しさ 恵みをいかし、郷土を育んできた」(津南町三箇)

photo Nakamura Osamu

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磯辺行久/プロフィール

1935年東京都生まれ。1950年代から版画を制作し、60年代からワッペン型を反復したレリーフを制作し一躍注目を集めた。1965年ニューヨークに渡り、エネルギーなど環境芸術を学び、バイオや地質や気象など環境を構成している情報と色彩や形といったアートの伝達ツールを重ね合わせた。2000年に始まる大地の芸術祭との関わりは深く、信濃川の昔の姿をポールや工事用足場で表現した作品、土石流の痕跡を可視化する作品などを発表している。2007年個展/東京都現代美術館、2000,03,06,09,15,18,22年大地の芸術祭、2013年個展/市原湖畔美術館、瀬戸内国際芸術祭、2020「もつれるものたち」東京都現代美術館、2021-22年 アエロドリーム─建築、デザイン、膨らむ構造 1950-2020/国立建築遺産博物館(パリ)、ポンピドゥ・センター・メッス共同企画(フランス)、2022年「Les Êtres Lieux」/パリ日本文化会館。

開催概要

日時 2023/4/29~11/5の土日祝 10:00-17:00(10・11月は16:00まで)
場所

新潟県十日町市角間未1528-2(清津峡渓谷トンネルのすぐそば)

料金 一般500円、小中250円(常設作品含む)
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