《妻有とホストメリの旗》は、2015年の《ガゼルカ》に始まったニキータ・カダンの一連の彫刻。ウクライナの家々の瓦礫の中で拾った、散弾によって損壊した鉄の板を旗にした作品で、はためいている、あるいは垂れ下がっている布のように見えます。ホストメリ(キーウの北西郊外の町)の破壊された屋根の鉄でつくった旗の土台には信濃川の石を用いています。壊された生活の証拠、証明であるものが、ウクライナから地球上のさまざまな場所へ移され、戦争の物質は平和の物質と出会うのです。あるいはそれは、平和な光景の中に隠れている過去の戦争や惨事の記憶との出会いでもあります。
作品番号 | T466 |
---|---|
制作年 | 2024 |
時間 | 10:00-17:00(最終入館16:30) ※冬季は営業時間を短縮する可能性があります |
料金 | 常設展一般1,000円、小中500円 企画展(常設展示含む)一般1,200円、小中600円 ※期間によっては作品鑑賞パスポートや共通チケットを販売 |
休館 | 通年公開(祝日を除く火水定休)※年末年始休館2024/12/24(火)-1/3(金) |
エリア | 十日町 |
集落 | MonET |
マップコード | 140181258*11 |
公開期間 | 通年公開(祝日を除く火水定休)※年末年始休館2024/12/24(火)-1/3(金) |
場所 | 新潟県十日町市本町6-1 |