集落のある場所からかなり登り、初めてこの城山の中腹に立ったとき、私はとっさに天空から静かに舞い降りてきた円盤のようなものを置いてみたいと思った。紆余曲折の末、それは楕円形モザイクレリーフとなった。タイトルの「融」は人々の待ちのぞむ春の雪融けのイメージだ。モザイクは、白の御影石が主体で、約15万個という膨大な数のピースを手作業によって1片1片埋め込んで完成した。レリーフには、人間の太古からの記憶である翼、鉱石、樹木アンモナイトを描いた。周囲の不定形の椅子はレリーフのアンモナイトが飛散したイメージで生まれた。
| 作品番号 | D067 |
|---|---|
| 制作年 | 2003 |
| 時間 | 日中 |
| 料金 | ー(期間によっては作品鑑賞パスポートや共通チケットを販売) |
| 休館 | 祝日を除く火水定休(定休日も屋外作品は鑑賞可)、冬季 |
| エリア | 松代 |
| 集落 | 城山 |
| マップコード | 298149722*61 |
| 公式サイト | https://matsudai-nohbutai-fieldmuseum.jp/art/ |
| 公開期間 | 2025/5/31-11/9(祝日を除く火水定休) |
| 場所 | まつだい「農舞台」(新潟県十日町市松代3743-1)周辺 |