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ランドスケープデザイナーであり彫刻家でもある作家は、冬に越後妻有を訪れ、自然素材を活かした暮らしに感銘を受けた。家や庭、神社を守る雪囲いの板に着目して作品を構想。樹皮を剥いだ91本の柱の上に、それぞれに異なる彫刻が施された91の緑の石片が取り付けられた。石は作家が住む愛媛県産のもの。作家は設置場所に神社の境内を選んだ。厳かな空気の中で、石はあたかも森のように風に揺れる。
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