松代の夏の日光と水の美しさを純粋に共有するための「装置」として提示。水を貯めるコーン状のオブジェは、樹脂成型した後に学生や教官が昼夜を問わず磨き続けたもの。磨くという<行為>からの発想を重視し、領域によらない新しい共同性の創出を試みた。この「装置」を中心として、会期中延べ30名の学生が地域に常駐し、ワークショップやこへび隊の支援活動、住民との交流体験を通じて造形活動に内包される他者との関わりから<コト>の展開を「作品」と位置付けた。
作品番号 | D094 |
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制作年 | 2003 |
エリア | 松代 |