大地の芸術祭ロゴマークを手掛けたグラフィックデザイナー佐藤卓さんが、「紫綬褒章」を受賞

「紫綬褒章賞」は長年に渡りその道一筋に取り組み、学術、技術開発等の功労者、芸術やスポーツで優秀な成績を上げた者などに贈られる春の褒章です。今春の受章者が発表され、グラフィックデザイナーの佐藤卓さんや舞踊家の金森穣さんなど666人と19の団体が受章されました。

佐藤卓さんは、2012年より大地の芸術祭のクリエイティブ・ディレクターとして、ロゴマークをはじめグッズ、作品看板、パンフレット、ポスターなど制作物全般を手掛けてくださっています。さらに、国立科学博物館や全国高等学校野球選手権大会のシンボルマークのデザインなどを手がけてきたほか、NHK Eテレの「にほんごであそぼ」などのテレビ番組やイベントの企画や演出を担当しています。

受章について佐藤さんは「この度、褒章受章の栄に浴し、 大変身の引き締まる思いでございます。 これもひとえに、これまでの皆様のご指導とご支援の賜と存じ、 深く感謝するとともに、厚く御礼申し上げます。 今後も、デザインを通して皆様や社会に貢献できるよう 社員共々より一層精進してまいりますので、 変わらぬご厚誼を賜りますようお願い申し上げます。 コロナ禍で大変な時期ではございますが、 皆様のご健勝とご多幸を心よりご祈念申し上げます。」（株式会社 TSDO　HPより）と話しています。

佐藤卓さん（株式会社TSDO）デザイン、「大地の芸術祭」パスポートなどのグッズ（抜粋）

佐藤卓さん（株式会社TSDO）デザイン、現在販売中の「大地のおかず」パッケージロゴ

佐藤卓さん（株式会社TSDO）デザイン、FC越後妻有エンブレム＆ユニフォーム