川俣正 「オープンアトリエ イン 妻有アーカイブセンター」(公開制作)

開催概要

2009年に川俣正が指揮するインターローカル・アート・ネットワーク・センターの会場になったのち、深いつながりを持ち続けてきた清水小学校。アーカイブ/ライブラリー施設として進化し、新作の展示はもちろん芸術祭の資料や、地域に根差すアートプロジェクトの資料など芸術関係の巨大なライブラリーとしても活用されています。そしてこの度、妻有アーカイブセンターにて「オープンアトリエ イン 妻有アーカイブセンター」を開催。館内にある川俣正のアトリエで、ご本人が公開制作を行います。ぜひこの貴重な機会をお見逃しなく!

作家滞在時間:11:00~17:00
※作家不在の場合もございます


川俣正コメント

2023年の夏は、妻有アーカイブセンター内にある私のアトリエで 作品を制作しようと思っています。 少しゆっくりと自分の時間が持てたらと思っています。 もちろん会期中は、誰でも見にくることは可能です。 ただ何時頃に制作しているかは、定かではありません。 私がいてもいなくても、アトリエを訪れるのは自由です。 私がいたら、声をかけてください。

妻有アーカイブセンター

2009年に川俣正が指揮するインターローカル・アート・ネットワーク・センターの会場になったのち、深いつながりを持ち続けてきた清水小学校が、アーカイブ/ライブラリー施設として進化。新作の展示はもちろん、芸術祭の資料や、地域に根差すアートプロジェクトの資料や、美術評論家の故・中原佑介寄贈の約3万冊の蔵書をはじめとした芸術関係の巨大なライブラリーとしても活用される。

建物内部にて、サイトスペシフィック・アーカイブを公開。これまでの大地の芸術祭の全ドキュメント、川俣正の1980〜2005年の活動資料を保存する。資料は閲覧も可能。さらに、川俣正の活動拠点となるアトリエギャラリーも初公開される。これは、館内2階の体育館スペースに活動の拠点となるアトリエを構築したもので、併設のアートギャラリーでは、過去のプロジェクトを含むマケット作品と国内外における活動の記録を公開予定。

川俣正

1953年北海道生まれ、フランス在住。主な展覧会・プロジェクトに2010年-13年「川俣正・東京インプログレス」(東京)、1997年「椅子の回廊」(Festival d’automna Paris、サルペトリエール病院サン・ルイ教会、フランス)、1996-99年「ワーキング・プログレス」(アルクマー、オランダ)、1987年「Destroyed Church」(ドクメンタ、カッセル、ドイツ)などがある。著書に『アートレス マイノリティとしての現代美術』(2001年、フィルムアート社)がある。

開催概要

日時 8/14(月)~23(水) (火水休)
公開日:8/14(月)、17(木)、18(金)、19(土)、20(日)、21(月)
時間:11:00~17:00
場所

妻有アーカイブセンター(新潟県十日町市清水718)

料金 一般500円/小中250円
共通チケットでも入館可
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