文房具用の丸シールを用いて絵画をつくる作家・大村雪乃による企画展を開催します。作家の近作の中では特別大きなサイズの新作となる越後妻有の夜景の絵画と、都会の夜景を描いた絵画を、新しい展示手法を交えてインスタレーションとして公開します。
東京在住の作家にとって、夜景は畏怖すべきものではなく、明け方まで明るい夜の明かりに退屈さえしていた。
ところが視察で十日町の夜を一人で過ごす事となり、孤独を初めて味わったことで、都会の夜景と田舎の夜の概念が大きく覆された。
十日町の夜は暗く不安で、窓際のブナ林を観察したり、自分が野生動物に襲われる妄想を繰り返し、明け方になるまで眠れなかった。以上の心境を記したエッセイを窓辺にカッティングシートで貼付し、横幅3m縦1.5mに及ぶ十日町の夜の森を絵画で再現する。都会では想像し得ない体験を通して、自身が経験してきた人生観の脆弱性をテーマに絵画とエッセイで表現する。(作家コメント)
《SHIBUYA rainy day》
企画展会期中には、越後妻有の伝統行事「鳥追い」をモチーフにした丸シールアートをワークショップとして実際にお楽しみいただけます。
日程:2026/1/24(土)~3/8(日)の土日祝 10:00-16:00
ワークショップ料金:800円(入館料は別途)
大村雪乃
1988 年 生まれ、東京在住。2013 年 多摩美術大学美術学部絵画学科油画 卒業。大学在学中に文房具の丸シールで夜景を表現する絵画を発表し、素材の意外性とビジュアルの美しさで2012年Tokyo Midtown Awardにて入選、オーディエンス賞を受賞。
以降美術家として活動を開始。2018年、日本政府観光局からの依頼によりパリで個展開催。高崎市美術館「FLOWER」展(2020年)出展、福井市美術館「大村雪乃展 BEAUTIFUL LIGHTS 丸シールアートの世界」(2023年)、釧路市立美術館「奇跡のシールアート 大村雪乃の世界 Beautiful Lights」(2024年)、砺波市美術館「2025となみチューリップフェア特別展 大村雪乃展 シールアートの世界」(2025年)など、各地で個展開催、グループ展への参加多数。2025年度より、朝日新聞「文芸時評」の挿画を担当。
作品発表のみならず、シールを貼るだけで誰でも制作に参加できる観客参加型のワークショップ監修や、MBS制作『プレバト!!』の丸シールアート査定の先生として出演。
2023年初の著作『Let’sTry!みんなのシールアートブック』を刊行。多くの人に”シールアート”の面白さや表現する楽しさを伝えている。
Photo by CHIHIRO KIYOTA
2014年3月に閉校した奴奈川小学校は、地域の価値を実践的に学ぶ学校として生まれ変わりました。農業をベースに、食・生活・遊び・踊りを通して、一人ひとりの得意なことを掘り起こしていくための場を開きます。また、“子ども五感体験美術館”として、「見ること」以外の要素を含んだ、全身で楽しむアートを展開し、都市の女子サッカー選手が、棚田の担い手として移住・就農し、プレーする農業実業団チーム「FC越後妻有」のホームグラウンドでもあります。
【時間】10:00-17:00(10・11月は16:00まで)
【開館日】2026/1/24-3/8の土日祝
【料金】一般800円、小中学生400円もしくは「越後妻有の冬 2026」共通チケット
| 日時 | 2026/1/24(土)~3/8(日)の土日祝のみ公開 |
|---|---|
| 場所 |
奴奈川キャンパス |
| 料金 | 奴奈川キャンパス入館料(一般800円、小中学生400円)もしくは共通チケット |