【E097】岡淳+音楽水車プロジェクト「越後妻有かぷかぷ楽団2024」

開催概要

詳細説明

[出演]岡淳、相川瞳、植松透、岡部洋一、古木佳祐、越後妻有かぷかぷ楽団

地域住民とミュージシャンが、農具で奏でる多彩な音色をお届けします。生活の中で当たり前に存在しながら、現在は納屋の隅にひっそりと眠る農具や民具に新たな命を吹き込み、舞台へといざなう祝祭として開催します。主導するのはジャズミュージシャンであり、水車や農具で音楽を奏でるプロジェクトも行う岡淳です。演奏会に向け地域住民からなる楽団を立ち上げ、ともに制作した農具楽器を一堂に会し、多彩な音色を響かせます。作家と交流の深いプロミュージシャンも演奏に加わり、華を添えます。

越後妻有かぷかぷ楽団

宮沢賢治の短編童話『やまなし』に登場するオノマトペ「かぷかぷ」から命名された、ミュージシャン岡淳が率いる市民楽団。岡淳と共に地域に眠る農具や民具を素材に楽器を作り、その楽器で音楽を奏でます。
メンバーは「音楽経験を問わない」という募集で様々な地域から集まりました。 練習には楽譜を使わず、「ドンドン」「ダダッタ」「かぷかぷ」などの口唱歌が主に用いられています。

 


出演者情報

岡 淳 (団長、テナーサックス、フルート)
一橋大学在学中より宮ノ上貴昭&スモーキン、池田芳夫カルテットなどで、ジャズシーンにデビュー。
1990年に米国ボストンのバークリー音楽大学より奨学金を得て渡米。同学にて2年間学んだ後ニューヨークに移り計4年間をアメリカで暮らす。94年帰国し、日本国内での活動を再開。現在は自己のバンドやサキソフォビア、久米雅之、奥平真吾The New Forceのメンバーとして演奏する他、女優室井滋と絵本作家長谷川義史の「しげちゃん一座」や中川ひろたかMGQにも参加している。2013年に『音楽水車プロジェクト』を立ち上げ、水車動力で音楽を奏でるカラクリ演奏装置や古い農具を使った楽器の制作に取り組む。
同プロジェクトで神戸ビエンナーレ2013「ミュージック&アート・オン・ステージ・コンペティション」準大賞受賞。2014年より毎年9月に岩手県一関市千厩町において「とびがもり水車音楽祭」を開催。「越後妻有 大地の芸術祭 2022」「中之条ビエンナーレ2021」

相川 瞳(パーカッション)
東京都練馬区出身。東京藝術大学音楽学部器楽科打楽器専攻卒業。
ブルガリアで開催されたプロヴディフ国際打楽器コンクール DUO 部門にて 2位入賞。(1位なし)
『大友良英 with あまちゃんスペシャルビッグバンド』のメンバーとして、NHK 紅白歌合戦に出場。
NHK-FM『リサイタル・ノヴァ』にソリストとして出演。NHK大河「いだてん」音楽参加。2018年よりDr.森山威男のグループにパーカッショニストとして参加。
レコーディング、アーティストサポート、またミュージカル、現代音楽、ライブ等の活動を展開する他、ピアノ伴奏なども手がける。ジャンルを問わず、マルチな女性パーカッショニストとして活動中である。

植松透(パーカッション)
NHK交響楽団首席ティンパニ奏者。
N響海外派遣員として98年ベルリンに留学。オーケストラ活動はもちろん国内外の音楽祭、ワークショップにも多数参加。ソリストとしてもN響と度々共演、2019年にはF.グラスのティンパニ協奏曲を共演しN響定期公演年間ベストソリストにも選出された。また幼児と音楽の関わりを打楽器の視点から捉える研究も長年続けており、主宰する「たいこアンサンブル・トムトム」では全国の幼稚園や特別支援学校、被災地などを訪れ、子どもたちとの音楽遊び活動を展開している。ピタゴラスイッチ、ムジカピッコリーノ、音楽ブラボーなどETVの教育番組にも数多く出演。
現在は埼玉県の山あいに居を移し、豊かな自然の中で地域の人々や子どもたちとの交流を通して楽しく心豊かな音楽作りを日々模索してる。また移住後始めた稲作も4年目、無農薬手植え手刈りで米作り。農作業後は田んぼの畦で豊穣祈念たいこコンサートを開催、草木や動物たちから好評を得ている…はず。

岡部洋一(パーカッション)
都内のブラジルライヴレストランでプロ活動スタートさせつつ、おニャン子クラブやアイドル歌手のバックを多数つとめる。その後はジャズ~ロックの様々なアーティストとも共演。Baden PowellやDavid Sanbornなど来日大物ミュージシャンとの共演も多い。 また、アバンギャルドな音楽も得意とする。レコーディング参加作品は数知れず…。
現在は、トランスロックバンド『ROVO』、『ボンデージ・フルーツ』、16人編成ロックバンド『ザ・スリル』、打楽器軍団『Orquesta Nudge Nudge!!』、ヨーロッパツアーでも好評を博した『Orquesta Libre』、などジャンルを超えた様々なユニットで超多忙な日々を送っている。
スピード感あるフルボディな鬼グルーヴと、超人的に幅広い音楽対応力と、微笑ましいユーモアとペーソスで、人の心に火をつけるアーティスティックな打楽器奏者。

古木佳祐(ベース)
歌手の母、ピアニストの父の音楽一家に生まれ幼少の頃よりジャズ、ワールドミュージックに親しんで育つ。
実家が経営していた飲食店で行われるセッションに参加するようになり、コントラバスを山下弘治氏、ジャズピアノを飯沼五洋氏に師事。即興演奏に必要な音楽理論を独学で身につけ、10代よりプロとしてのキャリアをスタートする。人それぞれの作曲や音楽性への深い理解力には定評がありジャズを中心としつつも様々なジャンルのミュージシャンからも信頼を集めている。
共演者は大野俊三 (Tp)、山口真文 (sax)、大西順子 (p)、辛島文雄 (p)、奥平真吾(Dr)、Adam Unsworth (hl)、Gene Jackson (Ds)など多数。また、蕪木光生EPICH, Libstems, 山田玲The KEJIME Collective, MELRAW安藤康平 (sax)、山本玲子The Square Pyramid, octagon,等のユニットにも参加、国内外を問わず精力的に活動している。

開催概要

日時 2024年11月9日(土)
開場 13:00
開演 13:30
終演 15:30予定
場所

越後妻有「上郷クローブ座」(新潟県津南町上郷宮野原7-3)

料金 ■一般
前売:1,000円/当日:1,500円(パスポート提示:1,300円)
■小中高生
前売・当日:500円
⇒前売券の販売は定員に達したため終了いたしました。当日券の販売はございません。
備考

【現地販売】
越後妻有「上郷クローブ座」
MonET回廊特設案内所
十日町市総合観光案内所(十日町駅西口内)
まつだい「農舞台」
松代・松之山温泉観光案内所(まつだい駅内)
清津峡案内所
津南案内所

つながる

最新ニュースやイベント情報、越後妻有の四季の様子、公式メディア「美術は大地から」の更新情報などを大地の芸術祭公式SNSアカウントで発信しています。