【アケヤマ】永沢碧衣「山の肚でものがたり」

開催概要

山奥の洞窟から描き出される、狩猟民と動植物の関係性を描いた永沢碧衣は秋田を拠点にしながら、自身も狩猟免許をもち同地のマタギの猟に同行しながら制作を続けています。今回、秋田から秋山郷に至る人や動植物の変遷をたどるリサーチを経て、かつてマタギたちや動植物との間に内在した「語られざる物語」を可視化していくことに挑戦しました。そんな永沢が制作したソウゾウのマタギの洞窟(リュウ)である《山の肚》で、秋山郷のマタギの方との対話の場を交えつつ、山からの授かりものである素材に触れて、実際に絵の具を作って絵描く会を開きます。

 

現地で採れた素材を活かして絵の具の材料に。

作家プロフィール

1994年秋田県生まれ、同地在住。秋田公立美術大学アーツ&ルーツ専攻卒業。狩猟免許を取得し、東北の狩猟・マタギ文化に関わりながら“生命の根源 ”を辿り、“人と生物と自然 ”の関係性を問う作品を制作している。
近年の主な展示に、「VOCA 展2023」VOCA 賞受賞(上野の森美術館)2023年、「シン・ジャパニーズ・ペインティング」(ポーラ美術館)2023年、個展「霧中の山に抱かれて」 (阿仁公⺠館)2021年など。

山の肚

開催概要

日時 8/31(土)13:00~15:00
場所

アケヤマ-秋山郷立大赤沢小学校-
住所:津南町大赤沢丁154-1

料金 無料(別途、作品鑑賞パスポートもしくはアケヤマ個別鑑賞料800円が必要)
備考

定員:10名(要予約)
対象:中学生以上

つながる

最新ニュースやイベント情報、越後妻有の四季の様子、公式メディア「美術は大地から」の更新情報などを大地の芸術祭公式SNSアカウントで発信しています。