【アケヤマ】深澤孝史「廃村甘酒村の悲願の田んぼの稲刈り」

開催概要

大赤沢集落と小赤沢集落の間に位置する甘酒村は天保の飢饉の際に廃村になったと伝えられています。明治時代までほとんど田んぼがなかった秋山郷ですが、現在旧甘酒村の土地は田んぼとなり、近世に寒冷地で稲作のできない地域で食糧飢饉を経て現在は日本最高レベルの環境の米が収穫できる場所となりました。そんな悲願の米を手刈りで収穫し、干します。

作家プロフィール

1984年山梨県生まれ、北海道在住。様々な場に共在のためのもう一つの理念を仮設して実践していくプロジェクトを各地で実施。
主な活動として、2008年に鈴木一郎太とともにNPO法人クリエイティブサポートレッツにて「たけし文化センター」を企画。2011年より住人のとくいなことを運用することで文化的な活動の場をつくる《とくいの銀行》を取手、杏樹、札幌などで実施。埋もれた地域の歴史を現代に結びつけ直すことで、市民の主権獲得と歴史文化の主体的な選択を目指す《常陸佐竹市》を開基(2016、茨城県北芸術祭)。越後妻有の様々な民家に民泊をすることで生活調査をしてその成果を集めて博物館をつくる《越後妻有民俗泊物館》の開館(2015、大地の芸術祭)など。精神障害の方の通う事業所ハーモニーを、多様な現実(幻聴、妄想)を信じる態度が人間の信仰の起源を結びついているのではないかという仮説のもとアトラクション体験型施設として開く《かみまちハーモニーランド》(2018 TURNLAND)など。秋山郷は2022年より調査開始。

続秋山記行編纂室

Photo by Kioku Keizo

開催概要

日時 9/15(日)午前の部(10:00~12:00)/午後の部(13:00~15:00)
場所

アケヤマ-秋山郷立大赤沢小学校-(住所:津南町大赤沢丁154-1)に集合して、現地に向かいます。

料金 無料
備考

定員:10名(要予約)
対象:中学生以上
注意:半日のみの参加も可能。雨天中止。

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