「HERE-UPON ここにおいて 依り代」依り代を巡る者たち

開催概要

由縁ある神社で若い杉の木の成長を見守る、景山健の作品「HERE-UPON ここにおいて 依り代」を展示する高靇神社境内で、一日限りのイベントを開催します。ハーディー・ガーディー(フランスの弦楽器)や循環呼吸の上で展開する即興演奏、古聖歌旋律、音具や自然環境音、作品および高靇神社境内での饗応をお楽しみください。

企画:辻康介
出演:辻康介、飯塚直、藤川星、野崎真弥

  • 日時:2024年11月3日(日)16:30(開場16:00)
  • 場所:新潟県十日町市中条高靇神社境内(十日町市中条乙2581ー甲)
  • 料金:無料 ※予約不要

景山健「HERE-UPON ここにおいて 依り代」photo by Nakamura Osamu

景山健「ここにおいて『縄文の時とともに』」photo by Nakamura Osamu = 前回のイベント開催時の様子(2022)


作家プロフィール

 

景山健
1961年東京都生まれ。場自体を重要な要素とした「ここにおいて」と題した作品に、1980年代後半より継続して取り組む。つくることを契機に派生する関わり=出来事の経験すべてを唯一無二の作品と位置づけ、国内外の多様な場で活動している。2000年の第1回展から大地の芸術祭に継続的に出展している。


出演者プロフィール

辻康介(音楽)
国立音楽大学楽理科卒、同音楽研究所研修課程修了。ミラノ市音楽院バロック声楽科2年専門コース程修了。声楽を牧野正人、C.カヴィーナ、R.バルコーニらに、演奏理論をD.フラテッリらに師事。モンテヴェルディ「オルフェオ」のオルフェオ役(宮城聰、安田登、牧野正人らの演出)。「星座へ」(ふじのくに世界演劇祭2022)、鳥越けい子の遊歩音楽会、都市楽師プロジェクト、ノボルーザ(安田登)など。フォンス・フローリス古楽院、聖グレゴリオの家講師。

飯塚直(リコーダー、こえ、たいこ、ほか)
プリミティヴなvoiceパフォーマンスと、20cm~2mの各種リコーダー、竪琴 他による音風景クリエイター。桐朋学園大学音楽学部古楽器科ディプロマコース中退。 古楽曲に東欧中欧、南米、日本、西アフリカ音楽などをミックスした民謡的かつ即興を多く含む演奏スタイル。参加者の声を重ね合わせながらの原始的・偶発的・即興的な音楽作りワークショップ、プリミティヴな声についてのコーチング、劇中音楽制作・出演も。

藤川星(ドゥドゥク、シュビ)
幼少時より多様な音楽に触れ、国立音楽院にてトロンボーン、作編曲を学んだ。 2017年からドゥドゥク、シュビを主とした管楽器演奏、アルメニア音楽の研究を独学で始める。 現在、アルメニア音楽のアンサンブルや中世古楽アンサンブル「Emsemble Viatger」の管楽器奏者として活動。 アルメニアの他、シリア、コプト、エチオピアなどキリスト教東方諸教会地域の音楽の探求も続けている。

野崎真弥(ハーディー・ガーディー、ヒストリカル・フルート)
武蔵野音楽大学を卒業後、ブリュッセル王立音楽院でフラウト・トラヴェルソを専攻し、修士課程を修了。また、在学中に知ったハーディ・ガーディの音色に魅せられ、バロック・ハーディ・ガーディを学ぶ。これまでにベルギーの歴史的な祭りや、たかまつ国際古楽祭、せんがわ劇場サンデー・マティネ・コンサートなどに出演。成城大学でレクチャーコンサートをおこなった。現在フルートとハーディ・ガーディ奏者として、演奏活動中。

開催概要

日時 2024年11月3日(日)16:30(開場16:00)
場所

新潟県十日町市中条高靇神社境内(十日町市中条乙2581ー甲)

料金 無料 ※予約不要
つながる

最新ニュースやイベント情報、越後妻有の四季の様子、公式メディア「美術は大地から」の更新情報などを大地の芸術祭公式SNSアカウントで発信しています。