「火葬場跡で、死と再生のために」火葬場跡地の、大きな2本の杉の木と石仏に向かい合うように置かれる1対の翼。翼のあいだの椅子に座り、自分の行きたい場所や時間、会いたい人を想像し、死後の飛行演習をする。かつてこの場所で荼毘に付された死者の魂が、炎と煙と共に天に昇って行ったように。死ぬ事は恐ろしく悲しい出来事であるが、魂は連綿と受け継がれ、物語はずっと続いて行くのではないだろうか?しして、今生きていること、生かされていることをあらためて確認できればと願う。またこの装置が、かつてここで為されていたことが忘れ去られぬよう、大きな杉の木や石仏と共に、場所の記憶を語り継ぐための手助けになることを希望します。(公募作品)
作品番号 | D101 |
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制作年 | 2003 |
時間 | 日中 |
料金 | ー(期間によっては作品鑑賞パスポートや共通チケットを販売) |
休館 | 祝日を除く火水定休(定休日も屋外作品は鑑賞可)、冬季 |
エリア | 松代 |
集落 | 犬伏 |
マップコード | 253783262*71 |
公開期間 | 2024/4/27-11/10(祝日を除く火水定休) |
場所 | 十日町市犬伏 |