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かつて鯉の養殖が盛んであった小白倉だが、今は地震で水槽が全滅し、あちこちで壊れた姿を見せている。作家は、傷ついた水槽に繁殖した水草を採取して作品の前面に出した。テーマ館の部屋全体を黄梅の枝が舞い、天に昇るように立ち上げられた。常設展示には妻有の土が使われた。異なる風土から生まれたものの出会いは、いけばなの面白さのひとつ。ここでは、アフリカのガイミアリリーと妻有の土が出会い、新しい物語を生み出した。
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