「最初の訪問の際に見た、言葉にならないほどの水田、地震によって被害を受けた家々。雪が高く積もり、家でじっとしていなければならない冬の季節について聞いた。私は稲作と時間の大切さを知った。トルコに戻り何度も考え、『家の中でじっとしている』作品、つまり地震によって変わった、壊れたり倒れたりした家の中のものが回廊に囲まれ、そのままあり続ける作品を作ろうと思った。木の回廊は家のすべての部屋を来訪者に案内する。そして訪問者に次の質問を促すかもしれない。『ここで何が起きたのか』と。」(アイシャ・エルクメン)
作品番号 | T149 |
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制作年 | 2006 |
エリア | 十日町 |
集落 | 池沢 |