親子や地域、皆で楽しめる作品として決行したのが今回の特撮、怪獣映画でした。どうせやるなら十日町でしかできないことがやりたい。ロケは妻有トリエンナーレ会場全域で行い、作品や作家さんにも出演してもらおう。子どもが主役の映画だからこそ、消防署の皆さんやママ、先生方にも出演してもらおう。さらには十日町が世界に誇れる遺産、「火焔型土器」もアイテムとして使おう。そうだ、縄文時代の超古代文明人が封印したヒト型兵器が覚醒してしまい、故郷に戻って大暴れする話にしよう。この結果、子どもにもストーリーが分かりやすいように台本は漫画にして全員に配ろう。沢山のアイデアと時空を超えた友情が通常の自主制作映画では考えられないスケールの超大作を作ってしまいました。もう1回同じ物を作れと言われても絶対不可能な、2003年夏の宝物です。
作品番号 | T036 |
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制作年 | 2003 |
エリア | 十日町 |
集落 | キナーレ |