松代町商店街の一部(約30メートル)を使い、道路の両側にほぼ等間隔に白い木箱に入った小型CDプレーヤーを10台設置し、そこから子どもたちの遊ぶ声やほくほく線の走行音、生き物の鳴声などを流した。その音は流れるシグナルのように次から次へ隣接するスピーカーへと移動し、あたかも音が商店街を廻り、走り回るようにした。子どもたちの遊ぶ声などが商店街全体に溢れることで、各世代の記憶、地域の過去の思い出、未来の地域への思いを引き出し、ひいては全商店街、松代町の一体感と地域の再認識をはかった。
作品番号 | D082 |
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制作年 | 2003 |
エリア | 松代 |