「コンピュータ穴居人のための家」は、遠い未来、私たちは再び穴居人になるという家庭に基づいている。20世紀には、未来の家のさまざまなプロトタイプが描かれた。今、私たちはその未来、21世紀に生きている。新しいものが必ずしも旧いものに取って代わる必要はないことに気付き始めている。現代の次の時代は、アナクロニズムの時代になるだろう。「はじめ人間」への郷愁は近代のスーツの下で生き延びる。この家は、アフリカの家のように、全体を手でつくっている。地元の3人の老人がつくった。彼らは、この家はたくさんの女性の乳房からできていると想像した。それはまた、仏陀の頭のようでもあり、にぎやかな無数の場所によってできているひとつの世界のようでもある。この作品が幾通りもの解釈をもつこと、なかには越後妻有の人々とともに働き美しい時を過ごした後に発見された解釈もあることに、私はとても満足している。
作品番号 | Y031 |
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制作年 | 2003 |
時間 | 10:00〜16:00 |
料金 | 一般300円、小中150円芸術祭・四季プログラム会期中は作品鑑賞パスポートまたは共通チケットを購入ください |
エリア | 松之山 |
集落 | 浦田 |
マップコード | 790846348*61 |
場所 | 十日町市浦田 |