(緑色の太陽─ロス織部)天井も壁も煤けた、小さな無双窓があるだけの「闇の茶室」。やはり煤けた、しかも傷だらけの床板に、大胆にも金箔が貼られた。窓の引き加減で、金箔の床は逆説的な「陰翳礼賛」の世界を繰り広げる。そこに鈴木五郎が展示したのは、これまた逆説的な「ロス織部」の作品群。「こんな茶碗はないよ」という茶人などの非難をよそに、自らの内に「緑色の太陽」を抱えた鈴木が、現代陶が抱える闇を照らす。(かまど)鉄絵の具で絵付けした青織部のかまど本体と煙突、絵付けなしの総織部の床の陶板の設営は、鈴木自らが現地に赴き、左官職人と協働で張り合わせた。本体は、下地の形に合わせて成形し、絵付けをしたあと、ランダムに割って陶片にして焼成したものである。円筒形にロクロ挽きした煙突の絵は、連続文様になっている。レストランの入口正面に据えられたこのかまどは、圧倒的な存在感で来場者の目を奪い、「うぶすなの家」の象徴となった。当然、このかまどで炊いたコシヒカリのご飯も、大評判であった。
作品番号 | T122 |
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制作年 | 2006 |
時間 | 11:00-15:00(ランチ11:00-L.O.14:00) |
料金 | 個別鑑賞券(うぶすなの家入館料)一般400円、小中200円 ※期間によっては作品鑑賞パスポートや共通チケットを販売 |
休館 | 平日(冬季は休館) |
エリア | 十日町 |
集落 | 願入 |
マップコード | 140429062*58 |
公開期間 | 2025/4/26(土)-5/6(火祝)、7/19(土)-11/9(日)の土日祝 |
場所 | 新潟県十日町市東下組3110 |