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テーマ館の会場は築300年の家。その大黒柱と仏壇をとりこんで、作家が続けて来たシリーズ「風の栖」が展開された。「『いけばな』とは、彼岸と行き来する通い道なのだと、改めて気づいた」と作家は語る。屋外には古い民家の廃材で塔が組み上げられた。この作品を思い立ったときから、作家の胸には寺山修司の戯曲「血は立ったまま眠っている」の一節がずっと響いていたという。
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