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作家は「宝」の訓読みの語源は「田から」であることに注目した。地域の稲藁でつくられた大きな船には、「宝船」のように、夢や幸福を乗せて、現在を別世界につなぐ役割が託された。会期の最後の満月の晩、地域の人びとの祈りや謡と共に、大勢の観客に見守られながら「お焚き上げ」して天に船出し、灰となり田んぼの肥料として土に還った。さらに田んぼで育つ米の栄養になった作品は、米を食べる人の身体を通じて環境に循環していく。
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