越後妻有の風景に突如現れるのは、巨大な「オズボーンの雄牛」。雄牛のシルエットを模した、高さ約10mの黒色看板である。作家の母国スペインの国民的とも言えるこのシンボルは、人里から少し離れた自然のなかの高台に設置され、まるで薄っぺらい影のように、だが勇敢に佇んでいる。文化も歴史も異なるスペインのシンボルが、越後妻有の見慣れた風景のなかで何を物語るのか。これまで、歴史のなかで文明がはらむ権力の問題を扱ってきた作家が、ここに存在する看板の意味を問いかける。
©GRUPO OSBORNE, S.A.
[協力]オズボーン・グループ
作品番号 | Y106 |
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制作年 | 2018 |
時間 | 日中 |
料金 | ー(期間によっては作品鑑賞パスポートや共通チケットを販売) |
休館 | 祝日を除く火水定休(定休日も屋外作品は鑑賞可) |
エリア | 松之山 |
集落 | 湯本 |
マップコード | 790 822 210*05 |
公開期間 | 通年公開(祝日をのぞく火水定休) |
場所 | 十日町市松之山湯本 |