(表面波)信楽の赤土をベースとし、その上に白土をたたきつけるように象嵌している。白土部分に透明釉を掛けて本焼きし、さらに金を含めて3〜4回上絵焼成する。無釉の赤土の部分と色絵とのコントラストが、美しい。中村独特のタタラ成形したあと、土が動くことによって表面に微かなるさざ波が生じてくる。「表面波」の所以であるが、それが組み合わされることによって、波打つ大画面となっている。(囲炉裏)炉内から炉縁、炉周りに至るまで、陶板を張りめぐらせたこの囲炉裏は、レストランの食事の場ともなっている。中村は、タタラで成形した「土の板」を圧縮したり、立て掛けたりしているため、炉縁の盤はさまざまに波打っている。そのため、「食卓」としては不評であったが、真っ先にこの囲炉裏の周りから席が埋まった。囲炉裏というものがもっている、力なのだろうか。
作品番号 | T123 |
---|---|
制作年 | 2006 |
時間 | [4/27-5/6]11:00-15:00※ランチ営業のみ [7/13-11/10]11:00-16:00 |
料金 | 個別鑑賞券(うぶすなの家入館料)一般400円、小中200円 ※期間によっては作品鑑賞パスポートや共通チケットを販売 |
休館 | 祝日を除く火水定休、冬季 |
エリア | 十日町 |
集落 | 願入 |
マップコード | 140429062*58 |
公開期間 | 2024/4/27-5/6, 7/13-11/10(祝日を除く火水定休) |
場所 | 新潟県十日町市東下組3110 |