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作家は2003年より、土市の「ふくろうの会」と協働で音の出る作品をつくり続けている。2009年は、「山道n登り口をわかりやすく、音を楽しみながら登れたらいい」という住民の声を受けて、風鈴型の音具1500個を陶でつくり、招魂社に設置した。十日町市立東小学校のワークショップで生徒全員が音具にペイントを施した。設置時には、地元の稲架(はせ)かけの技術が生かされ、設計図なしで作品が完成した。山の音、蝉や虫の音、そして妻有の音が風に吹かれて合奏する。
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