「スノーバルーンあるいは閉じこめられた息」の主な構想は、越後妻有が、厳しい冬の間は雪のために孤立した地域となることから、住民の暖かい夏の息を保存して集めようというアイディアから始まった。この後困難な日々訪れても、呼吸し続けられるようにするのだ。「スノーバルーン」はインタラクティブな彫刻で、観客の参加によって形作られる1,000の風船からできている。私は、会期中を通じて雪の結晶のような形をした1,000の風船を観客が膨らませることによって彼らの息を捕らえたかった。
作品番号 | T032 |
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制作年 | 2003 |
エリア | 十日町 |
集落 | キナーレ |