「窪地上空に、段丘平坦部の地表面と連続するように水平に糸(ワイヤー)を張り、かつてそこにあったはずの段丘面を再現する。上空から見るとそれは段丘の亀裂の縫い目のように見える。窪地の底に立って見上げると、かつてそこにあったはずの大地の断面が仮想的に現れる。長い年月をかけて水が大地を削り取り、運んでいったのかを直感的にイメージできる。窪地上空に張られた糸から軽やかな造形物を吊るす。造形物は
太陽の光で輝き、風を受けて向きを変え、空、雲、樹木、大地、水田の色を写し込む。これらは窪地の現在の姿を可視化し、増幅する触媒の役割を担う」(作家コメント)
作品番号 | K109 |
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制作年 | 2022 |
時間 | 日中 |
料金 | ー |
エリア | 川西 |
集落 | 新町新田 |
マップコード | 414 104 194 * 73 |
場所 | 新潟県十日町市新町新田 |