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作家が手で削り、彫った22の白木の小枝が集まる、静かな空間。小さくても大きくても、どんな植物にも精霊が宿っている。森林破壊や放置された日本の山々の現状に、木霊たちは寄り合いを開いた。木霊たちの怒りと悲しみの声が聞こえてくるような作品。常設館には、風の流れる縁側でまどろむ空気が表現された。竹で型取られた空気のかたちは、時とともに少しずつ姿を変え、50日をかけて時の流れが刻まれた。
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