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日本海から信濃川そして鯖石川、作家たちは流木を拾いながら新潟市から妻有まで海や川を辿った。集まった量約30トンもの流木は、圧倒的な質量を感じさせる円形の立体として結晶した。流木を回収する過程のさまざまな出会いとその時間のなかで熟成された作品は、どこか温かい日だまりのような空間となった。作品は、今後集落の人びとと共に木炭にし、妻有の土に還される予定。
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