作家は5 組の同じパネルを使い、越後妻有の夏と 冬で見え方が異なる作品を発表した。利用したのは、 季節の特徴を活かし、夏の田園の「稲架(はさ)掛け」と冬 の「雪」。古い木版画から引用した漁師や屋形船な どを切り絵にし、巨大なパネルを制作し、信濃川の 流域に広がる田園風景のなかに配置した。夏は田ん ぼ、冬は雪原を川の水面に見立て、川遊びをする人 びとの船、漁師たちが、まるで劇場空間のセットよ うに里山のなかに現れた。 素材=アルミ複合板、塩ビフィルムにグラフィックプリント、木材、雪の仮設壁
助成=アンスティチュ・フランセ、フランス大使館
作品番号 | N069 |
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制作年 | 2015 |
エリア | 中里 |
集落 | 貝野 |
公開期間 | 終了 |
場所 | ミオンなかさと近く |