この迷路の形状は、古代ヨーロッパに多く見られたものです。海辺で航海の安全を祈願するために、儀式として使われたとされ、「旅人の迷路」と呼ばれています。私はこの迷路の形状が、縄文時代の模様とも共通すると感じました。その時代の生活スタイルが、自然とのバランスにおいて成り立っていた点も似ていると思いました。これらが現代に生かされていって欲しいという願いのもと、公園を造らせていただきました。「旅人」とは「訪れるすべての人」のことであり、縁石に沿って迷路を散策し自然の恵みを手にして、また「新たな旅」を始めていただきたいと思っています。また将来的に、自然に親しむための施設として、植物のことを知るための自然教育公園として役立てていただければ幸いです。妻有地方が「自然」の恵みによって盛り上がり、さらに世界へと発信されていくことをお祈りしています。
作品番号 | D063 |
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制作年 | 2003 |
時間 | 日中 |
料金 | ー(期間によっては作品鑑賞パスポートや共通チケットを販売) |
休館 | 祝日を除く火水定休(定休日も屋外作品は鑑賞可)、冬季 |
エリア | 松代 |
集落 | 松代 |
マップコード | 298179401*65 |
公式サイト | https://matsudai-nohbutai-fieldmuseum.jp/art/ |
公開期間 | 2024/5/16-11/10(祝日を除く火水定休) |
場所 | まつだい「農舞台」(新潟県十日町市松代3743-1)周辺 |