この作品はこの地域特有の建物であるかまぼこ型倉庫との出会いから始まっている。豪雪地帯であるこの地域にフィットする形状で、鉄道工事の副産物であるアーチ型の構造物を利用して作られたのが始まりである。1年にわたって地元広報誌に連載した「かまぼこ型倉庫再発見」では、倉庫をめぐる歴史などを紹介(『広報まつだい』02年9月号〜03年9月号、連載8回)。また松代町内に点在する全てのかまぼこ型倉庫をリサーチし、写真にコメントを添えて、最大サイズの倉庫内部に展示した。残りの6つの倉庫は地元の人に1年契約で貸倉庫として利用されている。それぞれの倉庫は魚眼レンズ付きの覗き穴から内部を覗くことができる。7つの異なる大きさの倉庫を並べたのは積雪時期に雪が見せる形を想定してのものだ。
作品番号 | D060 |
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制作年 | 2003 |
時間 | 日中 |
料金 | ー(期間によっては作品鑑賞パスポートや共通チケットを販売) |
休館 | 祝日を除く火水定休(定休日も屋外作品は鑑賞可)、冬季 |
エリア | 松代 |
集落 | 松代 |
マップコード | 298179365*35 |
公式サイト | https://matsudai-nohbutai-fieldmuseum.jp/art/ |
公開期間 | 2024/4/27-11/10(祝日を除く火水定休) |
場所 | 新潟県十日町市松代3743-1 まつだい「農舞台」内 |