20世紀は巨大な消費主義とそれにともなう環境問題を生みだした。消費主義社会に対してこの作品は土、砂、火、木を基本材料とした陶の家。作家がこの地で感銘を受けた景色の数々と「森羅万象、還地本處」の物語が描きこまれた家はすっぽり窯で覆われ、家ごと約1ヶ月焼かれて完成した。作家は韓国のスタッフとともに半年間以上地域で制作をつづけ、正月を住民とともに過ごし、多くの交流と協働を生んだ。集落に、数少ない子どもたちのための公園が欲しいという住民の要望に、作家が応えた。作家とスタッフの懸命な姿に、住民が応えた。かささぎとは、韓国では幸せを呼ぶ鳥と言われている。(*)
作品番号 | M011 |
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制作年 | 2003 |
時間 | 日中 |
料金 | ー(期間によっては作品鑑賞パスポートや共通チケットを販売) |
休館 | 祝日を除く火水定休(定休日も屋外作品は鑑賞可)、冬季 |
エリア | 津南 |
集落 | 上野 |
マップコード | 790614885*21 |
公開期間 | 2024/5/16-11/10(祝日を除く火水定休) |
場所 | 新潟県中魚沼郡津南町上郷上田の近く(※看板案内アリ) |