廃屋に宿る記憶とふたりの作家がたどった時間を重ね、新たな未来を紡ぐ場を目指す、再生をテーマにしたプロジェクト。高浜による改修工事そのものをインスタレーションとして展開し、井出の銅版画による襖が暮らしの場である家の佇まいや時間の流れに寄り添う。家の解体で出た大量の廃材や家周辺の草刈りに茫然としていた作家に手を貸したのは集落の人びとやサポーター。豪雨の中作業を手伝う人びとの姿を見て、大地の芸術祭を心から理解したと作家は語る。2階には小出集落の小学生がワークショップでつくった作品が展示されている
作品番号 | N032 |
---|---|
制作年 | 2006 |
エリア | 中里 |
集落 | 小出 |
公開期間 | 終了 |
場所 | 新潟県 十日町市小出葵2334 |