「方丈記」は、中世日本 を生きた歌人で世捨て人、鴨長明が1212年に記した随筆集。長明は、地震や火災、食糧飢饉といった度重なる災害の最中に、10フィート(約3m)四方のいわゆる「方丈」の「観察のための」庵室に住むことを選び、そこから25年間にわたり、世の中を観察し、考察し、記録した。この「hōjō_10x10feet_shift, 2018」は、庵室を作る基本型が動く光となり、10フィート四方に投影されるビデオインスタレーションで、この場をグローバル化時代の実時間に置き換え再現している。
作品番号 | T376 |
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制作年 | 2018 |
エリア | 十日町 |
集落 | キナーレ |
マップコード | 140181258*11 |
場所 | 越後妻有里山現代美術館[キナーレ](新潟県十日町市本町6-1)内 |