「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2003」のプレイベントとして開催。
2002年5月18日、100万枚の花びらが信濃川の河川敷に降り注いだ。轟音とともに現れたヘリコプターから放たれた花びらは、黒い点から次第に色を得た花弁に姿を変え、雨とともに舞い落ちる越後妻有の地で長年の夢を実現したいという作家の想いから始まったこのプロジェクト。球根を太らせるために摘まれ捨てられてしまうチューリップ20万本をボランティアと作家で摘み上げた。雨空に顔を向け、雨と肉厚な花びらを全身にうける。前衛の道を歩み続けるいけばな作家・中川幸夫と前衛舞踏家・大野一雄の夢の共演が実現した。
作品番号 | Z001 |
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制作年 | 2002 |
時間 | 2002年5月18日 |
エリア | 十日町 |
備考 |
「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2003」のプレイベント |