直径3mの竹で作られた球形の物体(通称ゴロゴロ)に作家の佐藤悠が乗り込み、莇平集落の坂を頂上から麓までゴロゴロ駆け下りる行事的活動。09年から毎年お盆の時期に開催されています。作家が集落の竹を使ってゴロゴロ本体や道中のしつらえを作り、さらにその滞在制作の中で集落へ告知や協力をお願いしながら本番を迎えます。本番当日、多くの伴走者を伴い、太鼓の音やかけ声と共にゴロゴロは坂を転がり、見物人たちは、声援を送ったり、かけ水をして道中を盛り上げます。坂を駆け下り役目を終えたゴロゴロは、冬まで保存され、1月に行なわれる火祭り「賽の神」で稲藁と一緒に燃やされ1年を終えます。
作品番号 | E020 |
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制作年 | 2012 |
エリア | 松代 |
集落 | 莇平 |