人間が文化について初めて話をしたのは、農業についてだった。インドネシアでは、さまざまな活動と、生命、自然、文化とは切っても切り離せないものである。影絵(牛皮から作られている)のような伝統芸能から、踊りの衣装、帽子、サンダル、そして「kerecek」(牛皮から作られた伝統的な食べ物)といった食文化に至るまで、牛は、多くのアートにとって必要不可欠であった。この作品で私は、今日そして将来において我々の生活に富と幸せをもたらす牛に敬意と尊敬の念を人々に抱いて欲しいと考えた。私は今日そして未来においても、土地が重要であると考えた。我々は大地の上に足を載せ、食べ物と飲み物もそこから得ている。人間として自分たちの尊厳を高めるためにも、革新的なテクノロジーを用いて大地の上で我々の踊りを表現したいと考えた。
作品番号 | D074 |
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制作年 | 2003 |
エリア | 松代 |