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テーマ館の作品に使われた植物は、すべて作家が小白倉で集めたもの。里山の花々や実、雪で折れた枝などがいけられ、植物のエネルギーが降り注ぐ場が生み出された。座敷に寝転んで植物の「力」を体に受け、小白倉の夏を体感するための装置である。常設館の作品は、会場の屋根裏部屋で作家が見つけた道具が使用された。杵やカンジキ、鍋のふた、藁を編む道具など、植物からつくられた道具たちは、障子を通して光に透かすと新たな表情をみせた。
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