山の中、「ほとんど隠れた」場所にその図書館がある。森の中、徒歩でしか辿り着けない。この野外図書館の地面は場所をはっきりするために周辺と異なった設えとなっている。図書館内には本棚と椅子、ベンチがある。家具と本棚は防水素材でできている。木々から照明器具がぶら下がり、夜間の読書もできる(※期間によっては点灯がございませんのでご了承ください)。防水本棚の中には、日本語に翻訳されたドイツ文学の選書が並んでいる。「深い森」に例えられることがあるドイツの思想・文学を森の図書館として表現したこの作品にポップなデザインの家具を用いたのは、難解に思われる事柄への入口として誰にでも接することができる作品を作ろうという作家の考えがある。作品タイトルはドイツの哲学者の名と木の名前をかけている。ドイツ本の収集には出版社を始め多くの人たちからの協力を得た。(*)
作品番号 | D068 |
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制作年 | 2003 |
時間 | 日中 |
料金 | ー(期間によっては作品鑑賞パスポートや共通チケットを販売) |
休館 | 祝日を除く火水定休(定休日も屋外作品は鑑賞可)、冬季 |
エリア | 松代 |
集落 | 城山 |
マップコード | 298148738*22 |
公式サイト | https://matsudai-nohbutai-fieldmuseum.jp/art/ |
公開期間 | 2024/5/16-11/10(祝日を除く火水定休) |
場所 | まつだい「農舞台」(新潟県十日町市松代3743-1)周辺 |