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戦後から今日まで炭坑問題、戦争責任、第三世界などをテーマに制作してきた作家の60年にわたる画業を一挙に振り返る回顧展。作家は絵のテーマを「アジアの近現代史を縦糸に、さまざまな時代のできごとを横糸につなぐ『語りの芸術(ナラティブ・アート)』。30数年の長い年月を重ねるにつれて、いつしか叙事的な世界になってきたかもしれない」と語る。会期中、絵物語に合わせた曲の演奏が行なわれた(198頁)。[演奏=高橋悠治、Ayuo、柴田暦]
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