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人間の煩悩の数である108体の巨大な繭玉をアトリエで制作し、うち49体を林に点在させた。木々にロープを張り、繭玉を宙に吊す。設置はワークショップで小学生とともに行なった。設置後、雨や日光、風などの影響により和紙が剥がれ、徐々に風化することで作品は完成となる。また会期後は作家が繭玉の一部に乗り信濃川を漂流。日本海へ出たあと、沿岸を転々とし太平洋に南下する。そして2010年8月に再びこの地へ戻る。
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