かつて織物産業で栄えた、この町の古い織機を再び”動かす”ことで、多種多様な糸をたぐり寄せ、新たな布を織りなす。ここでいう糸は人、布は町である。この町で生まれた多彩な布が、この地で生きる人々の営みの豊かさを伝えている。織機を稼働させること、それは人と町を結びつける原動力そのものなのである。木造の手織機は人が使わなくなれば、すぐに朽ち果ててしまう。残存する古い織機が少なくなりつつある今、動かし続けることにより織機は生き長らえる。織機の動きを見える化することで「これまでとこれから」のつながりを感じてもらいたい。
【協力=高三商店、吉楽 寛之(株式会社 ユーホームズ)】
【テグス提供=テグス屋】
作品番号 | T422 |
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制作年 | 2022 |
時間 | 10:00~17:00 |
料金 | ー |
エリア | 十日町 |
集落 | 市街地 |
マップコード | 140 181 135*37 |
場所 | 十日町市稲荷町2丁目70-23(高三商店) |